資源は1日にしてならず。と思いきや、そんな技術があるのです。その名もERS。
急速発酵乾燥資源化装置といい、さまざまな産業廃棄物を急速に殺菌・発酵・乾燥させ、たった1日で燃料や肥料などにするのです。
なぜそんなことができるのか。そんなうまい話があるものなのかと最初は思ったものですが、なんと土の中の微生物を使って実現します。

ふつう、産業廃棄物は燃やすか、燃やせないものは埋め立てをします。
燃やすのには灯油やガスなどの資源を使いますし、埋め立てとなると土地が必要です。SDGsが叫ばれる現代にはちょっとそぐわないのが現状です。
ここにERSを使うと、これまでゴミだった産業廃棄物がたった1日で良質な燃料や堆肥、肥料、飼料、敷料になります。
さらに、悪臭が発生しないのです!廃棄物関連の設備を置くには近くに住む方の理解も必要不可欠。その点、イヤなニオイがしないのは大きなメリットです。
唐津市のゴミは、いろいろなお店をはじめ、病院・介護施設、農業、商業施設、オフィス、学校などなどに加え、港湾、海浜・海中、河川・ダムからも排出されます。
実は、唐津市のゴミのリサイクル率は13.5%、佐賀県全体のリサイクル率20%よりも低い状態です。
環境省は、2027年にはリサイクル率をさらに上げて28%にする目標を掲げています。
たくさんのメリットがあるERS(急速発酵乾燥資源化装置)。
地域から出たゴミを資源にし、地域に肥料などとして還元するサイクルのが実現するように、現在さまざまな方とERSの導入についてお話をしているところです。導入は1日にしてならず。早く実現したいものですね!
